サウダージ

2004年11月18日 音楽
前の、前に大好きだった人がカラオケで歌詞を見ずに歌えた曲でした。
その彼女も究極の失恋を経験していました。
この曲を聴くと、いつも思い出す…

−私は私とはぐれる訳にはいかないから
  いつかまた会いましょう。その日までサヨナラ恋心よ−

自分がこの人生を生き続けるためには、自分を見失ったり、自暴自棄しては絶対だめなんだと思う。
だけど俺の『恋愛』はそんなに簡単に消えてもくれない…。

−涙が悲しみを溶かして、あふれるものだとしたら
        その滴も、もう一度飲みほしてしまいたい
            凛とした痛み胸に、留まり続ける限り
                 あなたを忘れずにいられるでしょう−

もし、悲しみが溶け切ったら、もうあなたを思い出さなくてすむのだろうか?
凛とした胸の痛み…とても苦しいけど、
だけどこれだけ好きなんだなって思わされるときに、
とても暖かな気持ちにふとなることがある。
だから忘れたくなくて、もう一度飲みほしたいのかなぁ。

−思いを紡いだ言葉まで、影を背負わすならば
         海の底で物言わぬ貝になりたい−

相手に気持ちがないって、心底感じているし、分かっている…。
だけど、忘れずにはいられなくってどうにかして、あの人に思いを伝えたい。
結果それが、彼女を傷つけたり、逆効果だってことももちろん理解している…。
だったら、連絡なんて取らないように、いや、取れないように、
あなたのいない遠くへ行きたい、
携帯なんてもう持ち歩きたくもない。

−諦めて恋心よ、青い期待は私を切り裂くだけ
      あの人に伝えて…寂しい…大丈夫…寂しい−

この1行にすべてが詰まってると思う…
あなたのために少しでも役に立てたり、
何気なくメールを返してもらえるとやっぱり、期待してしまう。
そう、心ではもう無理だって理解しているはずなのに…。
寂しいときはメールがしたい。
でも我慢したり、葛藤して。
そして、葛藤を振り切って、落ち着かせて。
けどまた波がきて、寂しくなって…。

恋愛は人を成長させるって思っていたのに、
ぜんぜん前に進めない今回の失恋が、自分を後退させている気がしてならない。

−あなたのそばでは、永遠を確かに感じたから
       夜空を焦がして、私は生きたわ恋心と−

ずっと、好きでいればいいって思っていました。
運命を感じたのだから、もし運命ならまた一緒になれるはずでしょう?
けど好きでいることに耐えられるはずのない、

『寂しさ』

という感情は、自分の胸の痛みをより一層強くして、
自分の心を破壊する。

あなたと一緒にいられた時間は幸せだった。
永遠を感じることができた。ずっと一緒にいられることがうれしくて仕方なかった。
ここはダイレクトに自分の気持ちにはまる歌詞だった。
これは事実だし、ホントに大好きだから、この気持ちだけは大切にしたい。
だけど、この『恋心』と決別して、
早く自分の持ち味や元気を回復させたい。
だったら、ちゃんとお別れできるように自分に強く言い聞かせなくちゃいけないと思う。
昔好きだった人が歌ったときには、その熱唱ぶりに感動したのを覚えている。
その人が抱えていた思いなんてあの時は分からなかった。
感じることもできなかったその思いをリンクさせながら、
今なら自分にも熱唱ができる。
そしてあの人の抱えていた辛さを、
今なら心から理解してあげられたな…。

−いつかまた会いましょう。その日までサヨナラ恋心よ−

ななおさんへ↓

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